2020年10月29日(木)19:00開演(18:15開場)
18:30~プレトーク
会場:東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
管打楽器シリーズ2020
木管アンサンブルの夕べ ~ 新任の先生を迎えて~
秋を彩る珠玉の室内楽。木管アンサンブルの魅力にあふれた音楽会
管打楽専攻では、昨年度より岡本正之 准教授(Fg)が、また本年度より吉井瑞穂 准教授(Ob)、三界秀実 准教授(Cl)がそれぞれ就任し、伝統を継承しつつ、新たな時代へ向けた再スタートを切りました。 今回は、国内外の第一線で活発な演奏活動を積み重ねて来られた3人の新任教員を中心とし、大小様々な編成の室内楽をお届けいたします。 未だ予断を許さない社会情勢ではございますが、新時代の幕開けを告げる音色と、未曽有の困難の中でも様々に工夫し、適応しながらアンサンブルを探求し続けようとする演奏家の挑戦が、皆様にとって少しでもお力となりますよう、切に願っております。
栃本 浩規(東京藝術大学音楽学部器楽科 管打楽専攻主任・教授)
█ 曲目
J.S.バッハ:《15のシンフォニア》 BWV787~801より 第1,11,8曲 J. S. Bach:Sinfonia BWV787~801 Nr.1,11,8
ミヨー:《コレットの主題による組曲》 op.161b(1937) D. Milhaud:Suite d’après Corrette op.161b (1937)
ドヴィエンヌ:《ファゴット四重奏曲》 ト短調 op.73-3 F. Devienne:Quatuor pour basson et cordes in sol mineur op.73-3
モーツァルト: 《オーボエ四重奏曲》 ヘ長調 K.370(368b) W. A. Mozart:Quartett für Oboe und Streichtrio in F Dur K.370(368b)
ブルッフ:《8つの小品》 op.83より 第1,2,7曲 M. Bruch:8 Stücke op.83 Nr.1,2,7
ベートーヴェン:《ピアノと管楽器のための五重奏曲》 変ホ長調 op.16 L. v. Beethoven:Quintett in Es Dur op.16
█ 出演
吉井 瑞穂 ( オーボエ) Mizuho Yoshii(Oboe) マーラー室内管弦楽団首席オーボエ奏者、ルツェルン祝祭管弦楽団設立メンバーとして欧州、日本を中心に演奏活動を行なっている。鎌倉市出身・在住。1997年日本音楽コンクール優勝。 現在、東京藝術大学准教授。
三界 秀実 (クラリネット) Hidemi Mikai(Clarinet) 東京藝術大学大学院修了。 新日本フィルハーモニー交響楽団副首席奏者、東京都交響楽団首席奏者を経て、現在東京藝術大学准教授。
岡本 正之 ( ファゴット) Masayuki Okamoto 1989年東京藝術大学卒業後、東京都交響楽団にファゴット首席奏者として入団。 1991年DAADドイツ学術交流会奨学生としてハノーファー演劇音楽大学で研修。 現在、東京藝術大学准教授。
日髙 剛 ( ホルン) Takeshi Hidaka(Horn) 東京藝術大学、オランダ・マーストリヒト音楽院にてホルンを学ぶ。 広響、日本フィル、読響、N響ホルン奏者を歴任。 現在、東京藝術大学准教授。日本センチュリー交響楽団首席客演ホルン奏者。
玉井 菜採 ( ヴァイオリン) Natsumi Tamai(Violin) 桐朋学園大学、スヴェーリンク音楽院、ミュンヘン音楽大学にて研鑽を積む。 プラハの春国際コンクール優勝等、入賞多数。 東京藝術大学教授。
市坪 俊彦 ( ヴィオラ) Toshihiko Ichitsubo(Viola) 東京藝術大学を経て、1992年同大学大学院を修了。在学中、安宅賞受賞。 澤クヮルテット、紀尾井ホール室内管弦楽団、東京クライス ・アンサンブルのメンバー。 東京藝術大学准教授。
中木 健二 ( チェロ) Kenji Nakagi(Violincello) パリ国立音楽院を首席で卒業。ソリスト・室内楽奏者として活動している。 使用楽器はNPO法人イエローエンジェルより貸与されている1700年製ヨーゼフ・グァルネリ。 東京藝術大学准教授。
有森 博 (ピアノ) Hiroshi Arimori(Piano) 1992年東京藝術大学大学院修了後、モスクワで研鑽を積む。 ショパン、シドニー、チャイコフスキー国際コンクールにて受賞。 ロシア音楽に積極的に取り組みながら、CDを数多く録音。 東京藝術大学教授。
※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。
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