演奏藝術センターでは、学生による自主的な実践の場の提供と、学内の芸術活動のより一層の活性化を目的として、2005年度より「奏楽堂企画学内公募」を実施しています。これは、藝大奏楽堂で上演することを前提とした企画を学内から公募するコンペティションです。
応募企画は「第17回奏楽堂企画選考委員会」にて厳正な審査を行い、その中の最優秀企画一編を翌年3月に藝大奏楽堂で上演いたします。上演にあたっては、100万円までの経費を大学で負担します。応募資格は所属を問わず、全ての藝大生に開かれています。
演奏藝術センターによるサポートのもと、在学中に皆さんの企画を実現できるまたとないチャンスですので、ふるってご応募ください。
2023年5月
演奏藝術センター長 河野文昭
企画応募についての詳細は、下記募集要項・応募用紙を参照・ダウンロードいただくか、
5月31日(水)以降、演奏藝術センターにてお受取りください。
□応募資格:藝大に在学する全ての学生。二人以上のグループも認めるが、主たる企画者は全員在校生であること。
□応募ジャンル:コンサート、イベント等ジャンルは問わない。ただし藝大ならではあるいは藝大でなければ実現できない、従来の枠にとらわれない斬新な発想を期待する。
□予算:100 万円を上限とし、この中には次のものを含む。
・出演料ほか上演にかかる経費
・チラシ、プログラム等制作費
・会場受付案内業務委託費
・奏楽堂専属の音響・照明等の舞台スタッフ【(株)シグマコミュニケーションズ】の増員分・照明プラン料等に関わる経費
(企画次第だが例年30万円〜50万円程度。詳細は採択時に相談)
注)
① 藝大生の出演者・スタッフへの謝金、ケータリング費の支払いは認められない。
② 奏楽堂のホール使用料、(株)シグマコミュニケーションズの常駐技術者委託費は大学が負担する。
③ 万が一、赤字が生じた場合は自己負担となるので注意すること。
□応募方法:所定の応募用紙に必要事項を記入し、原本を演奏藝術センター教員室(音楽学部内4号館212室)に直接提出のこと。なお上野校地以外の学生や、出校の予定がない学生については、郵送での提出も可能。
□応募締切:2023年10月11日(水)17:00 厳守
(締め切りを過ぎた企画書は、理由の如何を問わず一切受け付けません。時間に余裕を持って提出してください。)
□審査ならびに発表:書類審査、面談を経て11月初旬までに決定する。
□奏楽堂における上演:最優秀に選ばれた企画は、企画者を含め選考委員、あるいはそのほか必要メンバーとの討議によるブラッシュアップを経て、当該年度中に奏楽堂の企画として上演する(2024年3月27日(水)の予定)。
□参考映像 過去の公演(一部抜粋)が藝大ミュージックアーカイブにて公開されています。
第7回:「IO - 希臘神譚 蓮牛章」http://arcmusic.geidai.ac.jp/2005
第8回:「白頭稲荷祭禮絵巻」http://arcmusic.geidai.ac.jp/1701
第9回:「The way we were on the keyboard 或は、鍵盤上の青春。」http://arcmusic.geidai.ac.jp/3323
第10回:「星の王子様」http://arcmusic.geidai.ac.jp/7031
第11回:「藝大ゲームサウンドオーケストラ -FINAL-」http://arcmusic.geidai.ac.jp/8133
第12回:「オルガンと話して見たら ―新しい風を求めて」http://arcmusic.geidai.ac.jp/8856
第13回:「音のいろ、音の形 ―現代音楽はスペクタクルの夢を見るか」http://arcmusic.geidai.ac.jp/9397
第14回:「多師彩々~師範科は,生きている~」http://arcmusic.geidai.ac.jp/10212
第15回:「朔夜姫 ー続・竹取物語ー」http://arcmusic.geidai.ac.jp/10675
(第6回以前の映像は公開されていませんが、ご興味のある方は演奏藝術センターまでお越しください。)
※このほかにも藝大ミュージックアーカイブ(http://arcmusic.geidai.ac.jp)では、奏楽堂での様々な演奏会の記録映像を閲覧することができます。
□問合わせ:演奏藝術センター(050-5525-2465 上野音楽校舎4-212)
□運営委員:松岡あさひ(演奏藝術センター准教授)matsuoka.asahi@ms.geidai.ac.jp ※応募に関する相談は随時受け付けています。